本協議会会長原田より、皆様へ新年のご挨拶をさせて頂きます。

２０２０年を迎えて
　　新年あけましておめでとうございます。

　会員の皆様には、希望に満ちた新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
今年は、松戸市介護支援専門員協議会が発足してから20年目を迎えますが、お蔭様で今日まで皆様方の暖かいご支援・ご協力により介護保険事業を中心とした福祉サービスの適正な運営と介護支援専門員の質の向上に努めてまいりました。衷心より感謝致しているところでございます。

　さて、ご承知のように近年における介護や福祉を取り巻く環境はめまぐるしく変化し、少子高齢化の急速な進展や核家族化に伴う家庭・家族の介護力の低下など、様々な要因によりこれからの地域福祉の在り方が問われております。
　特に、認知症高齢者や一人暮らし高齢者世帯が増加傾向にあり、地域社会や家族が変化する中、介護保険では対応できない生活支援ニーズや社会的孤立、貧困等を背景とする深刻な生活課題が顕在化しております。

　こうしたことへの対応にあたっては、公的な制度に基づくサービス・支援だけでなく、普段から地域の方々と顔見知りの関係を作り、互いに支え合う地域づくりが大切と考えております。
　松戸市介護支援専門員協議会としても、支援の必要な方に住み慣れた場所で自分らしく暮し続けることができるために、介護支援専門員をはじめ、市行政並びに各地域包括支援センターや専門職が協働し多職種と連携して、更なる努力をする所存でおります。

本年も松戸市介護支援専門員協議会へのご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様方のご健勝・ご多幸を心からご祈念申し上げまして新年のご挨拶といたします。

松戸市介護支援専門員協議会会長　原田信子